2018のまとめ記事。越冬紅と共に歩んだ1年。

こんにちは。七代目の信太郎です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

12月28日をもって今年の善兵衛農園のみかん収穫が終了いたしました。

 

 

とりあえず家族みんなケガなくみかんづくりができ、無事1年を終えることができそうでなによりです。

 

 

ふりかえってみると2018年の1発目のSNS投稿は越冬紅リリースの投稿でした(スクショなので画質悪い…)。

 

 

越冬紅を筆頭にいろんなことが起こりました、忘れないための振り返り記事です。

飲食店さんとコラボをしたりメディアに出演することが多くなる一方、冷害や台風など自然災害で思い通りにいかない農業の厳しさを痛感した1年でした。

 

今年書いた農園ブログの記事をカテゴリー別(使っていただいた飲食店様、メディア掲載)にまとめてみたのでよろしければご覧ください。

 

⊡ 使っていただいた飲食店様(写真があった飲食店様のみ)

・オテル・ド・ヨシノ 様(和歌山)

ホワイトデーレモンケーキの記事はこち

 

・kiki harajuku 様(東京)

レモンアイスの記事はこちら

 

・WAGYU MAFIA 様(東京)

グリーンレモンチェッロの記事はこちら

 

・La Rochelle 山王店様(東京)

紅みかんのミルフィーユの記事はこちら

 

・トミヒサアイス 様(東京)

バレンシアアイスの記事はこちら

 

・神戸北野ホテル様 (兵庫)

ナイトデザートブッフェの記事はこちら

 

・FAVORITE COFFEE様 (和歌山)

バレンシアオレンジのタルトの記事はこちら

 

・ル・マンジュ・トゥー様 (東京)

パートドフリュイの記事はこちら

 

 

  • 八天堂様(with 学生団体volante)(東京)

甘夏バーガーの記事はこちら

 

昨年に増して、今年はレストランやホテルだけではなくカフェやアイスとして善兵衛の柑橘を使っていただくことが多くなりました。

 

この記事で紹介させていただいたお店だけでなく、他にもお付き合いのある飲食店はあります。写真が無かったため、写真を入手できたお店のもののみご紹介させていただきました。ご了承くださいm(__)m

善兵衛農園はこれからも飲食業界のみなさまと意見交換しながら柑橘の魅力を共有して、コラボして発信していければと思っています。

私も料理人のみなさんから生の果実にはない柑橘の一面を教えていただきいつも勉強させていただいています。今年も善兵衛の柑橘や枇杷を使っていただきありがとうございました。来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

⊡  2018年 出演したメディア

 

1月 TBS「マツコの知らない世界」スタジオ出演(七代目、越冬紅)

    月刊「ソトコト」の2月号にて掲載(紀家わくわく)

3月 BSジャパン「ニッポン農業最前線!農業改革の旗手達」出演(紀家わくわく)

4月 月刊「ソトコト」の5月号に掲載(紀家わくわく)

    ラジオ局FM和歌山「和歌山ミライ研究所」出演(農園)

6月 月刊「現代農業」に農作業服について寄稿(農園)

8月 毎日新聞「輝集人」に掲載(農園、紀家わくわく)

9月 女性誌「25ans(ヴァンサンカン)10月号」掲載(七代目、ジュース)

    テレビ和歌山「6時のわかやま」に出演(農園)

12月  ラジオ局FM802「BEAT EXPO!」にゲスト出演(農園)

 

    テレビ和歌山「ここ推し」に出演(農園、紀家わくわく)

 

この1年はメディア露出の機会が昨年に比べて多かった年でした。

特に1月に放送されたマツコの知らない世界の反響は大きかったです。

越冬紅がyahoo検索ランキング全国1位になり、誰が書いたかよく分からないまとめサイトも多数立ち上がりました。ホームページのサーバーが落ちたのも鮮明に覚えています。越冬紅の今年の受付も開始2分で完売になりました。

番組放送直後のブログ記事はこちら

※  コミュニティハウス「紀家わくわく」について

信太郎は「善兵衛農園」の七代目として普段は仕事をしていますが、ライフワークとしてこの「紀家わくわく」の運営もしています。みかんづくりと同じようにその土地の地域のコミュニティも大切にしたいと思っています。こちらは地元の農家や若者と大学生を巻き込みながらゆるやかな関係づくりをしています。

農業には農地があるように地域は切っては切れない関係だと思っていて、これからもその両輪で活動を続けていこうと思っています。月刊ソトコトさんではこの仲間との取り組みが地域の関係人口増加になっているということで取材をしていただきました。

紀家わくわくでの取り組みはこちらの別ブログ(奇跡と呼ばれたこの村で)参照

 

 

 

 

しかし

 

良かったことばかりではありません。

 

9月にやってきたのが、2度にわたる台風の襲来。

 

倒木した写真です。すべて善兵衛の畑です。

六代目もこんな台風初めてという超巨大な台風でした。

美味しいみかんづくりに適した南向きの畑は100本以上みかんの木が倒れてしまいました。

また海に面した畑では潮風による塩害が発生。枇杷の畑と不知火の苗木畑の2ヶ所が全滅してしまいました。新たに植え直しても収穫できるまで5年はかかります。

 

農業は天候に左右されると言われますが、ここまでの規模とは想像できませんでした。

しかし考えていても何も始まらない!「これを機に新しい品種植える!紅みかんも増やす!」と考え方を切り替えました。西日本豪雨で被災された農家さんだってこの状況でも前向いて農業してる!

12月にみかん関係の仲間と起こした西日本豪雨で被災したみかん農家さんを応援するプロジェクトでもたくさんのみかんを愛する人の声と出会うことができました。このプロジェクトの対象は愛媛県ですが、企画した僕たちも本当に勇気をもらいました。この逆境を柑橘業界みんなで盛り上げていける。いける気がしています!前途洋々です!

善兵衛農園は台風を機に全滅した畑を新しくつくりかえます!この園地のみかんがどう育っていくか楽しみにしていてください!!

 

 

最後に今年出会ったみなさんとの写真をいくつか。

 

 

こうみると本当にいろんな出会いがあった1年でした。

 

 

最後に

 

「美味しいものを提供し続ける」

 

生産者として当然美味しいものづくりを目指して農作業をしています。

たくさんの出会いの中で年々その思いが強くなります。

畑で1人仕事をしていても誰かに見られているような感覚が常にある。それはとても良いことだと思っていて届ける人の顔が見えていている証拠だと捉えています。これからも食べていただく消費者の皆さんの期待を裏切らないようにしなければと気が引き締まります。

 

最後になりましたが、みかんをご注文してくださった皆様、いつも農園のことをきにかけ連絡下さるお世話になっている皆様、この1年も本当にありがとうございました。SNSやメールなどでコメントやアドバイス、ご感想をたくさんいただきました。すべて園主やスタッフの励みになっています。また年々ホームページを通してお届けできる方が増えておりとても嬉しい限りです。

善兵衛農園が目指す「顔の見える流通」は顔写真のような一方通行の流通じゃなく作り手も食べ手もわかる「関係性のある流通」です。

みかんの木が年月をかけて大きくなるように、善兵衛農園もみなさんからご意見いただきながら美味しいみかんを少しずつ多くの人に届けられるように努めていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今日は12月31日。年の瀬ですね。

2018年も皆様のご支援あって無事を年を越すことができそうです。

来年以降もご指導ご鞭撻どうぞよろしくお願い申し上げます。

善兵衛農園

七代目 代表  井上 信太郎