夏に温州みかん!「爽涼みかん」ってなに?

【爽涼みかんとは】

「爽涼みかん」は、みかんの香りが楽しめる酸味の強い夏の温州みかんです。
本来は酸味が少なく甘みが強くなる冬に収穫しますが、あえて酸味が強く甘みの少ない夏のタイミングで収穫しています。
大きくなる途中なので果実も小さく、果皮も緑色ですが、香りはしっかりみかんの香りがします。またクエン酸値も高く、料理やドリンクに絞ったりと薬味のようにお使いいただけます。(爽涼みかんは善兵衛のオリジナルネームです)

【期待される健康的効果】

ヘスペリジン(緑の果皮) 柑橘類に多く含まれる栄養素、果皮の青いみかんは完熟みかんの十倍以上の量が含まれます。 抗酸化作用や抹消血管を強化する働きがあるため、血流を改善、高血圧を予防、骨粗鬆症予防、コレステロール値の低下、花粉症予防などアレルギー症状への効果も期待されています。
クエン酸(果肉・果汁) 疲労回復効果だけでなく、血液をサラサラにする働きや、低血圧や動脈硬化を予防する効果もあります。

【青いみかんが市場に出回らない理由】

【爽涼みかんが生まれるまでの話】

一般的に成長段階の夏の温州みかんは「青みかん」と呼ばれることが多いです。 温州みかんの夏の管理作業に「摘果」という仕事があります。これはみかんの木になりすぎた果実を間引きをし、冬に収穫するみかんの品質を調整する効果があります。 この摘果をする時期のものが青みかんなのですが、冬の収穫に向けて大事な夏の農薬使用期間にあたるため、青みかんを収穫して流通させることは難しい場合がほとんどです。もちろん間引きした摘果みかんも同様です。 善兵衛農園も農作物を大切なお客様に届けるために普段から正しく農薬を使用する事を心掛けていますが、爽涼みかんを商品化するためには農薬の使用期間の問題は難しい課題でした。 ただ爽涼みかんの魅力である酸味と香りが唯一無二で、使い道も広く可能性のある味わいだったので、どうにかお届けできないかと数年間悩んでいました。 そこで善兵衛がつくる夏の温州みかんを「爽涼みかん」と名前をつけ、専用の園地を作り、農薬不使用の栽培をすることで商品化することができました。 爽涼みかんの園地は冬の甘いみかんの収穫は目的としていません。間引きみかんのように副産物という感覚ではなく、爽涼みかんを作ることに特化して爽涼みかんを作りお届けします。 ちなみに「爽涼」という言葉は、夏の早朝や初秋のような爽やかな涼しさという意味の言葉です。 すでにお世話になっている料理人のみなさんからも写真を送っていただいております。
ベーカリーチックタック様
厚東宣洋シェフ ゼリー、タルト、チーズケーキの三種仕立て
厚東宣洋シェフ 爽涼みかんのチーズデザート
ドグエンチラン様 爽涼みかんタコス
ドグエンチラン様 冷製フォー
大西竣也様 鯵と爽涼みかんのマリネ
大西竣也様 鱧の焼き霜 爽涼みかんのラヴィゴットソース
吉澤大地様 爽涼にゅうめん
成澤亨太様 爽涼みかん 種子島煎茶 カルダモン
爽涼みかんを料理やドリンクで楽しんでいただき、皆様の暑い夏の日のおともにしていただけると幸いです。
  【爽涼みかん販売ページはこちら】 https://zenbeefarm.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2659434&csid=0 また飲食店や料理人の方へは卸販売も受け付けております。園主のSNSなどで直接お問い合わせください。